院長挨拶

院長

 当院は、小平市の南に位置し、近くを玉川上水が流れ、春はその沿道を桜が埋め尽くし、四季折々の顔を見せてくれています。地元の方々の散歩等憩いの場所となっており東京と言ってもまだまだ沢山の自然が残っている地域です。小平市は、小金井市、国分寺市、東大和市、東久留米市、清瀬市、西東京市、等多くの市と隣接し、これらの地域からも多くの患者様に来院していただいています。市という枠組みを超えて、地域の病院、診療所、施設等と連携をとることがさらに必要、重要になってきていると思われます。2025年に向け更なる連携が必要と考えています。

  当院は、昭和54年に戸田中央医科グループの一員となり、平成13年に老朽化した建物を新築、医師を含めた職員も一新し、リニューアルオープンし、再スタートしました。地域のニーズにあった医療を提供できるよう、一歩一歩進み、整備してまいりました。お蔭様で、来院される患者様、搬送される患者様が少しずつ増え、手術室等手狭になり、平成2610月に西館を新築しました。西館新設により、手術室の拡張、MRI室の新設、内視鏡室、透視室の拡張移設、診察室増設、売店の新設等することができました。また、施設として、日本医療機能評価機構認定病院、日本透析医学学会専門医制度認定施設、リウマチ学会教育施設、日本整形外科学会専門医制度研修施設、マンモグラフィー検診施設画像認定など各種の認定を受けており、これらを維持し、今後も‘地域の病院’として、成長していけるよう頑張っていくつもりです。

  病院等医療を取り巻く環境は、年々きびしさを増しています。さらに、その医療制度の中で、病院も役割、機能ごとに区分され、高度急性期、急性期、回復期、慢性期の4つ区分し、今後もさらに進んでいくものと思われます。機能別病院間の連携、介護との連携が重要になり、当院規模の急性期病院の役割も増してくるものと考えています。

  当院は、99床と小規模ではありますが、東京都2次救急指定病院にも指定され、急性期治療を主な柱としています。常勤医が対応する科は、一般内科、腎臓内科、透析科、膠原病・リウマチ科、循環器内科、消化器内科、外科、整形外科、泌尿器科、形成外科で、これらを主な科として医療を提供させていただいています。しかし、現在高齢化がすすみ、高齢な一人暮らし、老々夫婦も多く、自宅に帰りたくても帰れない人、亜急性期の治療が必要な人、慢性期の療養が必要な人等、当地域にも急性期治療というだけでは割り切れない患者様がたくさんいることも承知しています。当院は地域の皆様の病院です。当院は地域の皆様のニーズに応じた医療を提供していく病院と考えています。急性期医療を一つの大きな柱として地域のニーズに応じた医療を提供できる、地域の皆様のホームドクター的病院、地域の中核病院として頑張っていきたいと思います。また、地域包括ケア病室を2室(10床)つくり、この病室を有効活用し、さらに地域の先生方と連携を取っていけたらと考えています。

  当院規模でできることに限りはありますが、地域の皆様、そして先生方と連携して一緒に地域医療に貢献できるよう歩んでいきたいと思います。まだまだ至らない点も多くありますが、皆様の御支援、御叱責を心よりお願いいたします。